2016年7月4日月曜日

夏休みに住んでみたいまち


まだじめじめした日もあり、夏本番までにはもう少しかかりそうです。
皆さん夏の予定は決めていますか?
夏は旅行に、海水浴に、花火大会…。
遠出をして外に出たくなりますよね。


でも子どもの頃の夏休みって、自分の地域や学区内で遊ぶのがほとんど。
特別なことがなくても、それもそれでいい思い出だったりします。
そんな童心に戻りたい夏の日にオススメの場所をご紹介。


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車通りが少ないから安心





みなみ公園のすぐ近くで、楽しそうな小学生の声が。
でも、公園には子どもたちはいない…。
声の聴こえる方へ歩いていくと、そこには駄菓子屋さんがありました。


店の中も外も子どもたちの溜まり場
















店内には大きいテーブルが2つ!

















取材日は雨だったせいか、店には子どもたちがたくさん!
ゲームで盛り上がる男の子たちや、おしゃべりする女の子たち。
お店のおばちゃんも子どもたちに負けないくらい元気!

「傘忘れんなよー!」
「ありがとねーまた来いよ〜」

言うことが全てが子どもたちを思っていてあったかい。


懐かしいお菓子がいっぱいでわくわく

















なんとお店を出してから今年で48年!

おばちゃん「50周年まではがんばらねばね」
女の子「えーあと2年で終わっちゃうの?」
   「私が大人になるまでお店やってね!」

私も嬉しくなっちゃいました。
子どもたちから愛されている証拠。


駄菓子以外のお菓子もあります

















今では2世代に渡ってこのお店を利用されている人も。
少ないお小遣いを握りしめ、どれを買おうか真剣に悩むという経験を子どもにさせたい
という親御さんもいるそうです。


紙で作ったバラがとてもきれい

















またここでは「だがしや楽校」といって、工作をする教室も不定期でやっているそう。
店内にも折り紙でつくった傘や、ペットボトルでつくった水槽などが置いてありました。
教室開催のお知らせのチラシは、近隣の小学校で配布したり、お会計の時にもらえるそうです。


小学校のと同じくらい大きいプール

















駄菓子屋にいた子どもたちは、すぐ近くの市民プールで遊んだ帰りみたいでした。
公園、プール、駄菓子屋が近くにある。
このまち、子どもにとっては最高ですね。
1日遊んでいられるし、お腹が空いたらおやつを買いに行ける。

懐かしい駄菓子を味わい、人の温かみに触れる、
そんな日もきっと素敵な思い出になります。


(文・写真 長南秋穂)
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「はじめや」
住所 山形市南一番町8-28
営業時間 午後〜18時 土日・夏休みは11時くらいから
定休日 ほぼ無し


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