2019年7月30日火曜日

第71話 あっつい日のつったい麺

蒸し暑い日が続く中、いかがお過ごしでしょうか。大雨が降り、雷が鳴ったと思えば何事もなかったかのように晴れだしたりと、天気も忙しい毎日が続いております。

そんな天気に負けないように、体調管理を怠らず、身体のリズムを整えながら生活していきましょう。




突然ですが、みなさんは「ざぶん」という言葉から何を想像しますか?

プール、海、それとも温泉?


私だったらこの「ラーメン屋」を想像しちゃいますね。


今回紹介するのは

冷たいものが食べたくなるこの夏ぴったりのラーメン屋、その名も

肉そば 鶏中華「ざぶん」
















肉そば 鶏中華専門店「ざぶん」です。

この店は「つったい」「あっつい」肉そば、鶏中華を提供しているお店で、北イオンの近くにあります。

「ざぶん」は前から気になっていたお店の一つで、いつか行ってみたいと思っていました。

さっそく紹介していきたいと思います。




大学から車で約16分程で到着。

従来のラーメン屋とは違った、まるでカフェのような外観をしています。
この可愛らしいのれんが目印ですね。

シンプルで特徴的なのれん




















可愛らしい看板




















手書きで描かれた看板もかなりおしゃれです。

なにやらそば茶プリンなるものがあるとのこと。これは気になりますね~

それでは、念願のラーメン屋にいざ潜入です。



中に入ってぐるっと店内を見渡すと

高い天井で開放的な空間になっていることが分かります。

和モダンな店内














アンティークな家具が空間とベストマッチ




















白を基調とし、座敷には長方形の畳である琉球畳が敷かれ、カウンター、テーブル、椅子などは木製で統一されていることから、落ち着いた和モダンの空間に仕上がっています。

とても居心地の良い空間です。

まるで実家のよう。

レジにはプリンとチャーシューが売られています




















ここは本当にラーメン屋さんなのかと思うぐらいオシャレです。




カウンターに座るとお品書きが置いてありました。

どれどれ・・・

メニュー1(表)
メニュー1(裏)そば、中華そばのお供にどうぞ
































このお品書き、とても見やすくていいですね~
商品説明もわかりやすく、しっかり写真も載せてある。グラフィックも「和」っぽくてかっこいい。

メニュー2(表)そば茶プリンは税込みで300円のようです
メニュー2(裏)そば茶プリンはお持ち帰りもできます































山形ならではの料理が豊富です。お店が出す「山形のだし」も是非食べてみたいですね。

本日は初めての来店という事もあり、そばor中華でとても迷いましたがつったい鶏中華(780円)を注文。

待っている間はそば茶を飲んでほっと一息。

丹波焼風の茶碗で飲むそば茶は格別です。

和。




















窓から見える庭の緑もとても奇麗で癒されます。

ずっとこの場所にいたい、そんなことを考えていたら

鶏中華(780円)




















到着

親鳥のチャーシューがずらーっと並び、あげ玉、三つ葉、きざみ海苔が乗っています。
見た目も優しい色どりで、黄金のスープが輝いています。

あとこのレンゲ、かなり好みです。欲しい。

では、さっそくいただきましょう

食べやすい中細麺




















スープは少し甘さを感じる和風醤油味になっていますね。

とっても優しい味付けになっています。

コクがあり、深みがあるスープはやみつきになります。

しかもこのスープ、冷たいので直ぐにどんぶりを持ち上げてでごくごく飲めてしまいます。ヤバい、どんぶりから手が離せない・・・

麺は中細でスープを絡め取り、優しいスープと麺の食感が口の中で広がり、するすると胃の中へ消えていきます。とても美味しい。

親鳥のチャーシューはコリコリ食感で噛めば噛むほど味が出てくる最高のお肉になっています。

また、あげ玉のサクサクの食感、三つ葉のしゃきしゃき感、きざみ海苔の風味も楽しみながら食べることができます。

家庭的な味で、どこか懐かしく、故郷に里帰りしたような不思議な感覚を味わいながら美味しくいただきました。

ですがまだごちそうさまではありません。

もう一つ頼んだものが到着しました。

そば茶プリン税込(300円)




















そば茶プリンです。

プリンといったら食後のデザートにもってこいの食べ物。いただきます。

食べた瞬間、黒蜜の香りが透き通り、きな粉の風味と黒蜜の甘み、そして柔らかい蕎麦茶の香りと上品な甘さが口の中に広がります。

毎日食べたい、そして叶うならバケツで食べてみたい・・・

とても美味しかったです。

ごちそうさまでした。




今回思ったのは

「蕎麦って凄い」

ってことです。

冷たくても、温かくても美味しく食べれるし、そば湯も汁と割ると美味しい、お茶も作れて終にはデザートにも変身してしまう、魔法の食べ物なんですね。

今回は鶏中華を食べましたが、次は是非とも肉そばを食べてみたいです。

いっぱいの幸福感と満足感をありがとうございました。




(文・写真 前田 大和)

店名:肉そば 鶏中華 ざぶん
住所:〒990-0813 山形県山形市桧町3丁目9−2
電話:023-600-4187
営業時間: 11時30分~15時00分
定休日:火曜



2019年7月20日土曜日

第70話 ふらっと、満足を求めて

梅雨の多湿と初夏の暑さが混在しているような季節。

気候がコロコロと変わり、少し過ごしづらい日々が続いていますね。




今回私が紹介するのは、芸工大の目の前に店を構える

『やきとり鶏藏』


開店前の時間に取材させてもらったため、お客さんはいらっしゃいません。



3階建ビルの1階























去年の7月末にオープンし、もうすぐ一周年になります。

ちなみに二階は焼肉屋さんになっており、一階と二階で系列店となっている。






実はこのお店、芸工大 建築・環境デザイン卒業生によるリノベーション物件です。


元は別の店であったが閉店し、

その後現在のやきとり鶏藏が店を出すことが決まる。


そして去年の四月あたりからリノベーションをし始めた。






店内は白い内壁と温かみのある木製のインテリア。




席は2人掛けから8人掛けまで
























深青のタイルがメニューの木板を映えさせる。




美味しい焼き串ばかり























また、お店正面にある窓はオープンするにあったて付けた窓である。

夜は店内から照明の明かりが漏れ、中の賑やかな様子がよく見えます。




正方形窓に日本酒瓶がズラリ

























これら全てリノベーションによるものです。


雰囲気が変わり、清潔感のある落ち着いた印象を与える。

ゆっくりとお酒を嗜みたい方やお話ししながら食事を楽しみたい方に

とてもオススメです。







そして同様に美味しいお料理が魅力です。



取材とは別日に食事をしたときの写真ですが、

焼き鳥のつくね・豚サガリ・鶏ハツ・砂肝

おすすめのもつ煮込みを注文しました。



焼きたてが一番です!
























どれも美味しく店長さんのこだわりを感じました。

他にもがっつり食べたい方には焼き鳥丼などの丼物、

お酒の肴に酢モツや揚げ銀杏などもあります。




癖になる味と居心地の良さはたまらない。

お手頃な値段がさらに満足感があります。

学校帰り、仕事終わりにふらっといかがですか?









(文・写真 長谷川ののか)

店名:鶏藏【けぇぞう】
電話:023-615-8344
住所:〒990−2421 山形市上桜田4−4−10 1F
営業時間:17:00〜23:00
定休日:月曜


2019年7月7日日曜日

第69話 二年目のパン屋さん

歯医者と聞くと「行きたくない」という人の方
が多いのではないでしょうか?

私事ではございますが、二年前から
親知らずのところの歯並びがよくなくてですね、、

そこがどうしても気になるので昔に通っていた
歯医者にひと月に一回のペースで今も通っております。


そんな歯医者の帰り道に

おや、、
新しめのお店発見
切妻のお家風のお店です。


茶色の車が目印














入ってみましょう。
店内はこんな感じ





食パンがインテリアみたい
 















 

かわいいクッション

















お酒の瓶ということは夜は、、
 















おしぼりに色がついてます




















お昼はランチ、午後はカフェ、夜はディナーをしてます。
今回は午後に行ったのでミルクコーヒーを飲んできました。





食べたかったです
























メニューを見させてもらったのですが昼に来るのが
良かったと後悔、、

また来週、伺ってみたいと思います。



また、何といってもここのお店の売りはパン




食パンの対面はお総菜パン


















いろんな種類が置いてありますが
午前中はもっと種類が多いそうです。



ダークチェリー















白桃














天童食パン


















フルーツデニッシュを二種類と食パンを買い
美味しくいただきました。


デニッシュの方は具の下にクリームチーズがあり、
フルーツとの相性がばっちりで、果実の酸っぱさと
チーズの甘さが程よくておいしいです。


食パンの方はというとお店では一番人気のパンで
「春よ恋」という国産の小麦を使用しています。
軽くトーストするとみ耳がサクサクでおいしいです。




 お店の方にお店ができた年を聞いてみると
ちょうど二年前にできたようで
とても新しいことがわかりました。


二年前というと、、私が歯医者に行き始めたころですね。
二年の月日は長いようで短いです。
刻々と変わりゆく街の変化は見ているようで見逃して
しまっていることの方が多い気がします。
それをきずかせてくれたお店でした。





(文・写真 蜂谷 要)

店名・「THE TENDO HOUSE」
電話・023-687-1412
住所・山形県天童市本町1丁目4−33
〒994-0034