2019年5月28日火曜日

第65話 鶏冠印のエンターテイナー

春も過ぎ去り、田んぼに貼られた水からはカエルの鳴き声が聞こえ、夏の近づきを感じる季節となりました。

最近では猛暑が続いていますので水分補給を怠らないようにしましょう。



そんな暑い日が続く中、大学のお昼休みに未だ見ぬラーメン屋を探しに街へ繰り出し、たどり着いたのがこのお店です。

日よけのれん




















ラーメン鶏冠(とさか)

外観


立派な日よけのれんとともに出迎えてくれました。

さっそく中へ入ってみましょう。



中へ入ると券売機とメニュー表が置いてありました。
メニュー表
















まず目に入ったのは金の竹で装飾された壁。

豪華な雰囲気に包まれています。

メニューに実際の写真も載っているのが分かりやすくて良いですね。

券売機からも種類豊富だという事が窺えます。何を頼むか悩みますね。

券売機




















どうやら店名からもわかるように鶏がメインのラーメンの様です。

迷ったらとりあえず店のおすすめを選ぶのが定石。

今回はおすすめの醤油鶏そば(750円)をぽちり。



食券を買ったら中へ進みます。

店内
















店内は黒をベースとした落ち着いた雰囲気。2時頃に行ったので店内も空いていました。

そして待つこと5,6分

あっという間に運ばれてきました。

醤油鶏そば①
















こちらが醤油鶏そば 750円になります。

どんぶりのシンプルな白がより一層ラーメンを引き立てていますね。

スープが光輝き、透き通っています。これは美味しそうです。

醤油鶏そば②
















スープの上には海苔、低温調理された豚チャーシューと2種類の鶏肉、どんぶりを半周するくらい長いメンマ、そして中央にはシャキシャキの紫玉ねぎのみじん切りとネギがトッピングされもう至れり尽くせりですね。

それでは、いただきます。



まずはスープから。

鶏出汁は、山形地鶏のガラ・丸鶏・モミジと数種類の野菜でとった地鶏100%の出汁。

口の中いっぱいに優しい鶏の風味と旨味が行き渡り、醤油が後に続いて鶏の味を引き立ててくれます。レンゲが止まりません。



麺は北海道産「春よ来い」と、北海道産全粒粉をブレンドした低下水の細ストレート麺というものを使っており、このメニューでは、中太の多加水ストレート麺にも変えられるようです。

優しい鶏スープに細麺がこんなに合うとは…少し麺がカタめなのがいいですね。
麺を噛めば噛むほど、鶏のスープが絡まった麺の風味を堪能できます。
玉ねぎと一緒に食べると違った食感も楽しめます。

自家製麺
















極めつけは三種類の肉。鶏むねチャーシューはぷりっとした食感がたまりません。ローストチャーシュー、ローストポーク共に上品な味わいで、それぞれ違う味を堪能できます。


最高の素材
















いろんな味や食感を楽しみながら食べられました。まさに食べるエンターテインメント。

ごちそうさまです。

スープも麺も美味しく、盛り付けも美しい。どんぶりの中のものすべてが主役の完成された最高の一品だと感じました。

鶏好き、ラーメン好き、そしてまだ行っていない方は、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。


(文・写真 前田 大和)

鶏冠
住所:999‐0023 山形県山形市松波1丁目8-33
営業時間:月曜日 11時00分~14時30分
     火曜日 定休日
     水~日 11時00分~14時30分
         17時30分~20時30分




2019年5月20日月曜日

第64回 リピートしたくなる美味しさと雰囲気

晴れ渡った空に、新緑の青葉。

新年度がスタートしてから1ヶ月が過ぎ、連休も明け、

少し落ち着いた頃でしょう。



そんな新たな友人や同僚、

ちょっとした自分のご褒美に素敵なお菓子はいかがですか?



今回私が紹介するのは、やまや桜田店の向かいにある洋菓子店

sunny-side bake shop』さんです。



お洒落なロゴとマーク























ネイビーの外壁にすっきりとしたシンプルな外観で、

お洒落な雰囲気が感じられます。




大きな窓からお菓子たちが覗けちゃう























店内に入ってみると、一面のガラスから入る光で、

並んだ商品がより一層美味しそうに見える。



明るい印象の店内
























店長さんにお話を伺ったところ

配管や配線など基本的なことはプロにお任せし、

内装のデザインは店主さんのアイディアも含まれているそう。




ショップと調理スペースを隔てる窓ガラスは

オーダーメードでこだわりの1つだそうです。


(調理スペースが写り込む写真の掲載はできないため、

窓の写真はございません(>_<) )



見た目も可愛い焼き菓子が並んでいます























商品棚や建具は木材で統一されていて

温かみを感じる。


それに対照的に鮮やかなネイビーの壁紙。




なぜネイビーなのかと尋ねると、

「カジュアルな雰囲気のお菓子屋さんにしたかった。」

とおしゃっていた。



加えて、

「お菓子屋さんというと女の子が好む場所のようなイメージがあるが

ここは女の子だけでなく、老若男女に来てもらいたいです。」

という想いを伺うこともできた。





このお店の魅力はそんな素敵な店主さんと素敵な内装。

そして何と言っても、美味しいお菓子たち。




ザクザク食感がこだわりのタルト
























自分のご褒美用にもよく買って行くことがありますが、

私のオススメは贈り物にすることです。


ギフトボックスもあり、誕生日プレゼントやちょっとしたお祝いの時などに

利用してみるのはどうでしょうか?



内容は予算とともに相談できます




























ちなみに今回は自分用に買って帰りました。



お持ち帰り ❤︎


























お気に入りのキャロットケーキ。

優しい甘さと上に乗るクリームチーズが

とても癖になります。



是非お気に入りを探しに行ってみて下さい




























(文・写真 長谷川ののか)

sunny-side bake shop (サニーサイドベイクショップ)
住所:〒990-2321 山形県山形市桜田西4丁目10−29
電話番号:080-2818-9815
営業時間:am10:00〜
定休日:火・水・木