みなさん、12月9日って何の日かご存知でしょうか?
今回は、12月9日にまつわる「大黒様のお歳夜」について紹介したいと思います!
大黒様のお歳夜とは、山形の庄内地方伝わる、まっか大根(二股に分かれた大根のことです。)
お豆、ハタハタなどを食べる風習のことです。
なぜ「大黒様のお歳夜」なのかというと…
庄内地方には古くから大黒天信仰というものがあり
田の守護神といわれる大黒様を田の神として祀り
稲作の豊作を願ってとのことでした。
また、お豆やハタハタを食べるのは「マメに働けますように」「子孫繁栄」などの願いを込め
納豆汁や豆ご飯、なますなど豆尽くしの料理と焼いたハタハタにみそ田楽をかけて食べるそうです。
庄内地方では、「大黒さん」とよばれており
夜ご飯にはハタハタと納豆汁、そしてお豆ご飯を食べることが当たり前になっています。
その日の「今日の夜ご飯はなに?」という会話は「大黒さんよ」で解決してしまいます。
今回は、その中でも一番みんなに食べられている納豆汁を作ってみることにしました。
材料
納豆
お味噌
山菜(水煮パックでOK)
なめこ(平茸などのきのこ)
お豆腐
油揚げ(今回は薄揚げ)
ネギ(お好みで)
こうしてみると大豆ばかりですね! |
作り方
①まず、すり鉢などで納豆を潰します。
少し粒が残るくらいがベスト! |
②山菜、なめこ、豆腐、油揚げの順に煮つめておきます。
③お味噌で味付け!普通に味噌汁の味付けをします!
④納豆を入れます。(汁を使って納豆をペースト状にするといいかんじになります。)
⑤お好みでネギを入れます。我が家は後入れ派でした!出来上がる直前に一緒に煮るのもオススメです。
みなさんもぜひ12月9日には
納豆汁をつくって大黒様のお歳夜に参加してみてはいかがでしょうか?
(文・写真 池田麗奈)
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