2014年6月14日土曜日

七日町一角の和

肌寒い梅雨も終わりを迎えようとしています。
暑い夏に向けて紹介するのは

七日町の通りにある水の町屋七日町御殿堰です。

七日町の通りの雰囲気と違った和風な場所

岩渕茶舗や結城屋などいくつかのお店があります。

階段があり二階にもお店があります

その中で蕎麦屋の庄司屋に入ってみました。




中はシックなインテリアになっていて
外装とは少し違った雰囲気。

窓から見える階段の影も見どころ

奮発していくらおろしそばを注文。

お好みでつゆをかけていただきます

つゆはしょっぱ過ぎず、さっぱりとした味わい。
いくらは粒が大きく口の中で旨みが広がり、そばとも良い愛称。


最後に蕎麦湯をいただきました

お店の前にある井戸は
江戸時代からあると言われています。

昔、水が出たころは
手押しポンプで水を引いていたそうです。

昭和43年まで水が出ていたそうです

暑い日には中心の川で
涼しむお子さんもちらほら…

川沿いのベンチに腰を掛けてゆったり

庄司屋の奥にある和風雑貨店わかのやには
可愛い風鈴や渋い扇子など
これからの夏にあったものが並んでいたので見どころ。

バックやちょこっとした掛け軸など
お気に入りの品が見つかるかもしれません。

御殿堰の他のお店にも足を運んでみて下さい。


庄司屋
【住所】
〒990-0042 山形市七日町2丁目7-6

【電話番号】
023-673-9639

【営業時間】
11:00~21:00



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(文・写真  村上槙陽)

2014年6月2日月曜日

宿場町の宿屋と蔵

 
 
 最近暑さが増し、すっかり夏の雰囲気が漂う季節となりました。
衣替えはもうお済みになられましたか。
さて、今回紹介します山形の楽しみ方は、上山市楢下宿というところの
「山田屋」と蔵です。

 
 

 楢下宿は羽州街道の宿場町として栄え、その宿泊施設として「山田屋」が建てられました。
現在、文化財指定を受けている貴重な建物です。


覗橋を渡ると 



山田屋があります

 中に入ると囲炉裏など昔の風景が思い浮かべられます。




  そして、山田屋には蔵があります。昨年、蔵プロジェクトが改装しました。
改装前の蔵の外観
立派な蔵です



土間づくり


掃除の様子


 
地元の方々から本を寄付してもらい、人々が集まる小さな図書館としてできました。

寄付していただいた本

楢下の郷土料理の納豆餅と林檎を頂きました


 楢下宿は昔ながらの風景が残っている、どこか懐かしい場所です。
歴史的な建物を見てるついでにちょっとした休憩に訪れてはいかがでしょうか。

 

 

 
 
 
 

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「山田屋」

場所:〒999-3225 山形県上山市楢下56 山田屋 
日時:年中無休

(文・写真=佐々木 遥)

2014年5月27日火曜日

東北六魂祭!!東北六県のお祭りパレード

六魂祭とは?


東北六県それぞれの代表的お祭りを集結させて盛り上がりましょうというお祭りです。


これには震災復興の意味が込められ、東北の復興なしに真の復興はないよ!ということで東北各地を活気づけようと毎年違う場所で開催されているようです。



そして今回、第4回の開催場所は山形市!



そんな六魂祭の今年のテーマ
起(き)


起( 字に力がこもっていて迫力が!

『東北はくじけていない。 東北はここから起きあがり、新しい道しるべを日本に示すように』
という意味が。




祭は5月25日に始まり、自分は26日の日曜日に参加しました。
場所は霞城公園近辺で行われました。


着いて一番に感じたのが人、人、人。
普段人が少ない山形だけあってなんか嬉しい気持ちに・・・


本当に人混みばっかでした・・




 貰ったパンフレットを片手にメイン広場という所に行くと、なんとライブが。








実は六魂祭、六魂Fes!というライブ、花笠踊り、さんさ踊り体験などのブース、それぞれの県のおいしい食べ物を紹介するフードパークがあったりと、東北六県を堪能できる場所がさまざま用意されていたようです。



フードパーク、東北の食べ物がたくさん!




そして、メインパレード。

 
山形:花笠踊り
岩手:さんさ踊り

宮城:すずめ踊り

青森:ねぶた祭

写真に収められなかった秋田の竿燈まつり、福島県のわらじまつりもパレードに参加してました。

ねぶたなんかは本当に迫力があり、観衆の方も驚いていました。
東北六県の踊り、祭の素晴らしさを肌で感じられる一日でした。

来年も行きたいなぁ。




【東北六魂祭】
日時:5月24日/25日
場所:霞城公園付近

(写真・文 森 春貴)













2014年5月19日月曜日

新庄市の「山車」と「くじら餅」?


最近、皆さんどうお過ごしでしょうか?山形は梅雨に入りはじめ、蒸し暑さが感じられるようになって来ました。

そこで今回は、そんな蒸し暑さを飛ばしてくれる活気ある「新庄祭り」と幅広い方々に好まれる新庄のお菓子「くじら餅」を紹介します!




新庄市には大きな駅があり、その中には・・・

新庄駅正面

なかなか大きい駅ですよ!

約3ヶ月後に開催される新庄祭りの山車(だし)が飾られています!


駅の改札を出てすぐのところに飾られています

新庄祭りは260年の歴史を持ち、毎年8月の24,25,26日の3日間で開催され、大勢の人が訪れる新庄の一代風物詩で、山車(だし)10数台が街なかをお囃子(はやし)と共に練り歩きます!

また、幅広い世代や海外の人も巻き込んで毎年商店街が盛り上がっています!実際の祭りは、8月にまた紹介したいと思います。





今回もう1つ紹介したいのは、新庄のお菓子「くじら餅」です。

1本だけでも結構なボリューム!

醤油、黒糖、白糖、味噌、あんこなどと味は豊富!

くじら餅は江戸時代から、新庄・最上地方でひな祭りのごちそうとして各家庭で作られたものです。



名前の由来は鯨(くじら)の肉が入ってると思った方もいたかもしれませんが、当時の見た目が鯨(くじら)の切り身に似ていよです。

また、くず餅で作られていたため、日持ちの良い餅で「久しく持つ良い餅」で「久持良餅(くじら餅)」となったそうです。





中にはくるみが入っていて、そのままでも美味しく、温めたり焼いたりしても美味しいお菓子です!
焼くと外はカリカリ、中はもちもちで、オススメです!


現在では、調理のとき包丁にくっついて面倒だったのを解消するために「ひと口くじら餅」が発売されています。

これは食べやすい!




ぜひ、新庄に訪れて昔ながらの家庭の味「くじら餅」を食べてみてはいかがでしょうか?また、活気ある祭りを見てみたい方は、8月の「新庄祭り」に1度来てみてはいかがでしょうか?



住所:山形県新庄市多門町1-2 ゆめりあ,新庄駅

日時:5月17日(土)

営業時間:8:30~19:00  ゆめりあ 【年中無休】




(文・写真=八鍬 直門)

2014年5月13日火曜日

小さな古民家の焼きかつ屋さん


みなさん今年のゴールデンウィークはどうでしたか?
楽しめましたか?ゆっくり休めましたか?
 
 
今回は、そんなゴールデンウィーク中に発見したお店をご紹介します!

その名も「一保堂(いっぽどう)」。
焼きかつが有名なお店で、将棋で有名な天童市にあります。
 
趣のある通り道に一保堂はあります
 

外観



一保堂は、古民家を改装したお店で、風情のある店構えになっています。


店内に入ると、優しそうな女性の方が出迎えてくれました。ここはご夫婦2人で営んでらっしゃるそうです。

木材を生かした店内は、とても温かみのある印象

奥に進むと座席スペースも


テーブルが全部で5卓と、こじんまりとした店内ではありますが、1卓あたりのスペースは広くゆったりと過ごせ、不思議と狭さを感じない空間でした。


 

ちょうどお昼頃に行ったこともあり、お店の看板メニューの焼きかつを食べてみることに…揚げないかつは初めてなので楽しみ。
 
 
手書きのメニュー表も味があります。
  

迷いに迷って今回は〈チーズ とり 焼きかつ〉に決めました。

 


美味しそう!
 


店内で調理されているお肉や野菜、お米などの食材のほとんどは山形県産のものだそう。


焼きかつは揚げてないこともありヘルシーで食べやすく、胡麻ソースや柚子こしょう、海老の塩辛など色々なバリエーションの薬味で最後の一口まで美味しく楽しめました。
 
また、料理を彩る食器もひとつひとつこだわっていてそれも魅力的でした。
 

 
ぜひ温かみのある空間でほっと一息つきながら、山形の食材を贅沢に味わいに来てみませんか?




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【一保堂(いっぽどう)】

住所: 山形県天童市五日町1-3-2
 
営業時間: 〈ランチ〉     11:30~14:30(L.O) 
        〈ディナー〉 17:30~20:30(L.O)
        ※売り切れ次第終了することあり


定休日: 月曜日



(文・写真=渡邉佳央里)


2014年5月5日月曜日

七日町でこどもの日!

本日、5月5日は「こどもの日」。
七日町では「スプリングフェスティバル2014」が行われていました!

近くで見るとかなりの迫力!



七日町の大通りに、被災地の復旧活動に携わった「はたらく車&がんばる車」が並ぶ、
とても大きなイベントです。

これは乗りたい!


このイベント、見るだけじゃなく体験も出来るんです。
パトカーや白バイに乗れたり、触れたり、写真を撮ったりできます。



子どもも大人も楽しめます!


普段は車通りの多い七日町の大通りが、歩行者天国となり大賑わいです。
芸工大生によるこども似顔絵描きコーナーもあります。
是非、来年のこどもの日は七日町で過ごしてみてはいかがでしょうか!





【スプリングフェスティバル2014】
日時:5月5日(月/祝)10時~15時45分
場所:七日町大通り(十日町角~NANA-BEANS前)

(写真・文 北島有香)



2013年12月20日金曜日

蔵で味わう

寒い時期でも行きたくなる、心温まるカフェをご紹介します。
 
山形市七日町にあるClassic Cafe。
大正時代建立の「お蔵」をカフェとして再建。
もともとは岩淵茶舗さんの茶葉用の荷蔵として近年まで利用されていたそうです。
 
 
 
玄関がクリスマス仕様になっていて、素敵です
 
 
内観は、吹き抜けになっていて、開放感のある空間になっています
カウンター席には食器やお酒が並べられていて、とてもおしゃれです

 



テーブル席はこのようになっています。
インテリアがレトロな雰囲気でとても素敵です。
更に奥へ進むと、二階へ続く階段がありました。
親切な店員さんが、二階を案内してくださるということで、見させていただくことに…



こちらは和モダンな雰囲気で、とても落ち着ける空間でした
予約をすると、貸切もできるみたいです



 
 
メニューも豊富で迷いましたが、週替わりランチの若鶏の唐揚げ(しそチーズ巻き)を食べました。
スープ、サラダ、ケーキ付きで680円なのでお値段も手頃です。
味がしみ込んでいてとても美味しかったです。
 
 
 
ちなみに、おすすめはオムライス(山形牛ハヤシソース)ということだったので、次の機会に食べてみたいです
 
 
 
古き良き山形を感じながら、山形の食文化に触れることができます。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

  
 
 

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【Classic Cafe】


住所:  山形県山形市七日町2丁目7−6
定休日: 月曜日
営業時間: 11:30~23:00(火曜日~土曜日) 11:30~18:00(日曜日)
 
(文・写真=小田嶋由衣子)