2015年1月5日月曜日

雪深い土地の「食」と「遊び」!



あけましておめでとうございます。年始皆さんは、いかがお過ごしでしょうか?



私は実家に帰っておりますが、豪雪地帯である新庄市のため年始から雪かきで大忙しです。近所の方とは、雪かきをしながらの年明けの挨拶となりました。これぞ新庄市ならでは!

そんな新庄市ですが、この時期によく食べる郷土料理「納豆汁」と雪深い土地だからできる「かまくら」づくりを紹介します。



まずは「納豆汁」からです!

いつも食べる側なので、今回は私が作る側に立ち人生初の「納豆汁」づくりに挑戦します!最上地方では、七草粥(ななくさがゆ)の代わりに食べられるもので、新年の挨拶に来て頂いた人に振る舞う習慣もあります。



材料を並べるとこんな感じです。「納豆汁」は、2~3日食べれるくらいつくります。

日が経つごとにコクが増して美味しくなります!

とにかく材料は細かく切ります!

具材

・納豆汁の具セット(なめこ,山菜など)

・追加のなめこ(多い方が美味しいです)

・味噌

・油揚げ 

・納豆のペースト

・豆腐

・こんにゃく

薬味

・ねぎ

・みつば

・七味唐辛子


大きい鍋で作りましょう!

鍋の水が沸騰してきたら、だしの素を入れます。次に豆腐、ねぎ、みつば以外の材料を入れます。豆腐は鍋に入れた材料に火が通ったら入れます。


水を少なめにしないと具が溢れます!

豆腐が浮いてきたら、火が通ったサイン!そうしたら、納豆ペーストを豆腐が崩れないように溶かし、味噌で味を整えたら完成です!

これがいい味を出します!

最後にねぎとみつばを添えて、七味唐辛子をかけたら完成!これがあれば、もうおかずはいりません!それくらいボリューム満点です!

                  
体を芯から温めてくれます!


次に「かまくら」づくりです!

つくる当日は、すごい降雪量で雪かきも大変でした・・・。


ここまで積もるとブーツでは無理ですね。笑

では、早速つくっていきましょう!

準備するものは、大スコップと小スコップ、そしてやる気!!!

山を作りながら、固めていきます!

弟が目をつけました。笑

ここまでできたら、入口の大きさを決めて掘っていく!ただひたすら掘って行く!

鼻もつきました!

最後に中の空間を固めながら、広くして完成!

できた頃には、もう夜でした・・・。ろうそくがあれば、中に付けて照明代わりに!


耳まで付けて、くまの「かまくら」の完成!

この時期は、大人にとっては大変なときかもしれませんが、子どもたちにとっては格好の遊び場だと思いました!

「納豆汁」は是非機会があるときにつくって食べてみてください!「かまくら」は地域によって難しいところもありますが、家族や兄弟で挑戦してみてはいかがでしょうか!








(写真・文 八鍬直門)


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