天気のいい日に部屋でゴロゴロ。
よくある休日。何もせず部屋にいるなんてもったいない。
せっかくの山形なんだから自然を感じたい。
思い立ったら即行動!
…と言ってもどこに行こう。
そう思って周りを見渡すと目に飛び込んできたのは
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そう、千歳山。 |
調べてみると、千歳山は標高471.3mとそこまで標高が高いわけでもなく、気軽に登ることのできる山であり、山頂にある展望台からは山形市内を始め、蔵王連峰や月山なども眺めることができる。(Wikipediaより)
なるほど、行くしかない。山形に住んで4年目になりますが、登りたい登りたいと言っているだけで登っていなかったのでこれはチャンス。しかも初登山です。
登山口は以前この山形の楽しみ方ブログでも紹介した
千歳山こんにゃく店さんのそばにあります。
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さて、準備は万端。 |
登り始めてまず驚いたのは鳥居の数。
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いくつもの鳥居が続きます。 |
登っても登っても鳥居。そこはまさに異空間。
不思議な場所に迷い込んだ感じです。
周りをキョロキョロしながら先へ進むと
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神社が見えてきました。 |
以外に登り始めてからすぐ着きました。
お参りをして、頂上を目指します。
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山頂は神社を右へ。 |
頂上って実は近いんじゃないだろうか。
そんなことを思ってしまった自分は馬鹿だということを後から思い知ります。
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どんどん先へ進みます。 |
そして、ふと横を見ると
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開けたと思ったらいい眺め! |
山形市が一望できます。
結構登ったんだなと思いここでひと休憩。
水分補給は大切なので皆さんも登る際はこまめに水分を摂りましょう。
水分補給を終えて先へ進みます。
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分かれ道。山頂はもうすぐ? |
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ゴツゴツした岩が。 |
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やっと三合目。336m |
さて、やっと三合目まで到達しました。
この高さまで来ると思っていたより道が険しくなってきます。
ゴツゴツした岩も多くなり、山頂に近づいてきた雰囲気が…(まだまだ先は長いです)
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岩、岩、岩。 |
足元の岩も大きなものがゴロゴロ。
気軽に登ることができる山?
Wikipediaにはそう書いていましたが、初登山、しかも最近運動という運動をしていなかった私にとっては気軽ではないことが判明しました。
辛い。これは思っていたよりも辛い。下山してしまおうか。
そんな砕け散りそうな私の心を救ったのが、登山をしている方々とすれ違うたびに気持ちの良い挨拶です。
一人で登山を楽しむ方から、カップル、家族、お年寄り、外国人、様々な方とすれ違いましたが皆さん気持ちの良い挨拶をするのです。
ゆっくり登る私の横を軽快に進んで行くお年寄りや小さな子供たち。
諦めてはいけない。いや、負けてはいけない。
そう思い、一歩一歩前に進みます。
そう思った時ふと横を見ると
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遠くの山まで見渡せます |
なんと素晴らしい景色!
緑と街と青空、普段は見ることのできない景色がそこにありました。
山頂からはもっと綺麗に見えるのでしょう。期待が高まります。
そしてやっと、
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山頂! |
登り始めて約50分。到着です!
さて、待ちに待った山頂。
そこからの景色はというと、
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あれ? |
木々が生い茂っていて景色が見えない。
予想しない出来事に一人で笑ってしましました。
それでは山頂には魅力がないのか…
そんなことはありません。
山頂には桜の木が多く見られました。
もう少し前に登っていればここは桜で絶景だったことでしょう。
そして山頂までに多くの人と気持ちの良い挨拶をかわしたことや、ここに来るまでにみた景色は家にいたら感じることができないものばかりでした。
初の山登りでしたが、わかったことは下山の方が辛いということ。
今度山登りをする際は、装備をしっかりとして体力をつけて挑もうと思いました。
皆さんも山形の山を体感するべく晴れた日は登山をしてみてはいかがですか?
※水分や服装などの装備をしっかりとし、ちゃんとした登山ルートを登って安全に楽しく登山をしましょう!
もちろん、他の登山者とすれ違った時は挨拶を忘れないようにしてくださいね。
【写真・文 佐藤大地】